相談くださると嬉しい

ここ数年、
とても秋を感じれる時期が短く思います。
寒暖差が激しいので
綺麗な紅葉が見たいですね。

ここ数週間で、
気になる子がいる、
知り合いにこんな子がいるんです。と
ご相談が複数件。

何かあると感じてて、
でも診断とかはされてなくて。
市の発達検診では
問題なしや経過観察と言われたから
特にどこにもかからずという方が多いですね。

これはある方からの相談でした。
運動や日常で気になるところはないけれど、
本は読めるのに、

なぜ、字が書けないの?

小学校に入学するまでは
気になる行動はなかったのに、
1年性になると途端につまずき、
家でも宿題ができない。

私は医師ではないので
診断はできません。
日常を観察・聞き取りしたりしながら
支援する手立てを探します。

一概にそこだけを見て判断はしないですし、
多角面から
見ていく必要もあります。
相談された方の話から
その一面として、

発達性読み書き障害(ディスレクシア)

の事が頭に浮かびました。
実は
どの障害よりも出現頻度が高い
と言われているのに、
認知度はとても低く
教育現場でも知られていないことはよくあります。

発達性読み書き障害は
学習障害(LD)の一つとされていますが
知的な遅れがないため
気づかれにくい事もよくあります。

苦手な事や
いくら頑張ってもできない事って
大なり小なりみなさんあったりしますね。
みんなが同じ方法でできる必要もないのです。
ある国家資格の問題に
【ディスレクシアの子供の指導として、優先順位が低いのはどれですか?】
という問題がありました。
1.漢字を繰り返し模写させる
2.漢字の読み書きを復唱させながら書かせる
3.漢字の偏とつくりに分けてパズル形式で漢字を構成させる。
4.漢字の書き順にそって「縦・横」など手の動きを言葉にして書かせる
5.漢字の構成要素の意味を手がかりに覚えさせる
どれでしょう?


1が答えでした。
という事は2から5はディスレクシアの子どもさんに効果が期待できるという事なんですね。

Poligone Appoggioでは
障害診断も
療育手帳もいりません。
何か気になる事があれば、
お声掛けください。

原因も大切ですが、
解決策を探す方向にベクトルが向く
支援者でありたいと思っています。

力になれる事があることがあれば
嬉しいです。

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