さて、
いきなりですが、
みなさんは『運動神経』がいいですか?
その『運動神経』はどんな所からそう捉えられてますか?
☆ 走るのが早い
☆どんな運動もこなす事ができる
☆スポーツ万能
といった
スポーツができる事が運動神経が良いとイメージしやすいですね。
ポリゴンでは
不器用なので
お友だちとのコミュニケーションがうまく行かなくて
という相談をよく受けます。
その時に
「運動神経は良いんですけどね…」
というお話をしていただけるんです。
【走るのは早いし
スポーツは出来る
でも、
不器用】
私は、
走ったり、ボールを蹴ったり投げたり、トランポリンを跳んだり、身体の柔軟性が良かったり、
このような事は運動のごく一部。
この一部が出来る=運動に問題はない
という事ではないと考えています。
作業療法士の観点から考えると、
自分の動きをコントロールできる事、
つまり、
自分の動きを
周りの人や物に合わせれる事
動くだけでなく
止まれる事
です。
動くと止まるを使い分けられる事が
運動神経がよいとつながると考えています。
止まる事
ができるからこそ
動きにメリハリがあり
スムーズと言えるのではないでしょうか。
『動』
と
『静』
を使い分けできてますか?
運動神経がよいと思っている目の前のお子さんは
安定した姿勢で体を動かさず手先を動かせますか?
『動』
と
『静』
を同時に使えますか?
何かを目で追う時に
首や体は動いていませんか?
何か作業をしながらのお話をすることが苦手じゃないですか?
自分の体を理解しているからこそ
(説明できるということではなく、感覚的にということも含みます)
動きのフィードバックができ、
動きがスムーズになります。
動ける=運動神経がよい
とはならないと考えます。
使える体づくり。
スムーズな生活基盤をつくる。
そんなサポートをしていきたい。
コロナ禍で
会いたい人に簡単に会えない時期だからこそ、
療育だって、新規に申し込み受付も少ない中、
会いたい時に、
聞いて欲しい時に、
しっかり向き合いたい、
そんなサポートがしたい
私の原点であります。
何かあればいつでもお問い合わせください。
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